後世に伝えよう!伊庭の魅力再確認プロジェクト~想いをつなぐ

 今年度のわくわく市民活動支援補助金を採択された「水辺の里伊庭を考える会」の撮影会の見学に行ってきました。能登川西小学校で、子ども達が地域を再発見して発表会という設定です。この日は、子ども達や親御さんもエキストラとして参加されていました。

 水辺の里伊庭を考える会は、現在、水道事業や圃場整備、交通手段の変化により、川幅が縮小されたことで、水辺が暮らしと離れた存在になり、若い世代へこの想いをつないでいかなければならないと考え、活動されています。伊庭の伝統文化や歴史を若い世代に伝承していくために、住民からお話を聞いたりしています。

 その一環として、多くの住民と共に「地域映画」を製作して、このプロセスに地域の方々を巻き込むことで、伊庭の水辺に誇りを持ってもらい、コミュニティを強めたいと考えています。

 水辺の里伊庭を考える会は、龍谷大学のゼミ生のグループです。この日も暑い中、子ども達やエキストラの協力を得ながら撮影をしていました。本格的な撮影で、カットごとにテストを繰り返し、専門家の知識を得ながら演技指導もしながら進めていました。

 能登川西小学校は、木をふんだんに使ったきれいな学校です。ここで、エキストラ募集も行いながら、映画製作を進める過程で、「水辺を大切にする意味」を伊庭の住民と共に考え、若い世代と昔を知っている世代の関係を深めていきたいと活動しています。

 住民の皆さんとのすてきな映画ができる事を願っています。

   
               
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