まちのわ会議を開催しました

6月19日(水)に「高齢者の生活を豊かにする移動支援を考える」を題してまちのわ会議を開催しました。まちのわ会議とは、地域の中で実現したい夢や解決したい課題について話をする場です。今回は、2017年に開催した、高齢者の移動支援をテーマにしたまちのわ会議から時を経て、グレーだった法的な部分など変わったところや新たな課題について会場のみなさんと共有することになりました
まちのわ会議FB

地域で生活支援を行う団体が増えてきました

市内で、高齢者の困りごとを解決しようと動いておられる団体さんが増えてきました。今回は、中野地区で活動をしている「たすけあい中野」。愛東地区で活動している「ほんなら堂」「サポートセンター加楽」の活動紹介をしていただきました。生活の中にあるちょっとした困りごとを解決するために、活動しているサポーターさんが不足していること。また、病院や買い物の付き添いなどが増えてきていることも。サポートセンター加楽は、介護サービスをしている事業所が行っているので、専門職が付き添いをしてくれることで、要介護の方の付き添いもできるとのこと。また、移動するときの車両を、日中デイサービスなどの施設で使われていないものの貸し出しも一部始まっていることを教えていただきました。

先進的に活動しているたすけあい高島

以前は、生活支援の中で病院の付き添いや買い物の付き添いに行くときは、付き添っている部分は、完全にボランティアでないといけないということになっていました。しかしながら、生活支援と一体的に移動支援を組み込んでいくと、その部分も有料となるということです。たすけあい高島では、家事サービスの中の一部として、買い物に付き添いなどを組み入れてサービスを行っています。

参加者からも様々な声が

参加者からも「私にもできそうな移動支援」ということで、様々な声を聴くことができました。着席者の話を聞きながら、自分にもこういうことだったらできるなと考えていただけたことがうれしかったです。

これから高齢者の移動を考えていくことは大切

高齢者ドライバーによる事故、そうならないために免許を返納される方が増えてきています。しかしながら、この辺りは公共交通機関も十分に整備されていません。そんなときお互いさまで助け合う仕組みを地域で考えることは、大切なことですね。また、この地域には、「ちょこっとバス」や「ちょこっとタクシー」もあります。ドアtoドアの生活に慣れてしまっているのですが、公共交通機関を使って移動することも意識してみることも大事かもしれませんね。

   
               
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