12/13まで 社会奉仕の精神と志に富み、公益性かつ実効性の高い事業への助成
■平成30年度後期 森村豊明会助成金■
森村豊明会は、大正3(1914)年に財団法人としての認可を受け、
日本における民間助成財団の草分けとして設立・登記されました。
しかし、その実際の活動は明治34(1901)年まで遡ります。
森村組の創立者である六代目森村市左衛門は、私人として積極的に社会貢献事業に携わっていましたが、
ニューヨークで森村ブラザーズの基礎を築いた弟・豊と
将来を嘱望された長男明六が明治32(1899)年に相次いで他界したことから、
慰霊と顕彰のために森村組の有志が応分の基金を拠出して明治34(1901)年に社会貢献の団体を設立、
二人の名前から一字ずつをとって森村豊明会と命名しました。
支援活動は翌年から行われ、女性に学問は不要と言われた時代に、
一国の文明は、女子教育のレベルによってはかられるという市左衛門の信念から、
日本女子大学教育学部とそれに付属する幼稚園と小学校の新設資金などの拠出を第1番目の寄付の対象としました。
現在同大学付属の施設が、豊明幼稚園、豊明小学校と呼ばれているのはその名残です。
以来、1世紀あまりにわたり教育・医療・社会福祉など多方面への継続的な助成を行ってきましたが、
平成23年3月に公益認定を取得、同年4月1日に公益財団法人として新たなスタートを切りました。
(問合せ先:公益財団法人森村豊明会 事務局)
■助成対象者
法人格の有無は問いませんが、
規約・役員・経理などをはじめとする内部管理体制が整備されており、
永続性のある非営利活動団体であることを原則とします。
個人の場合は別途ご相談ください。
■助成対象事業
・学術及び科学技術の振興を目的とする事業
・文化及び芸術の振興を目的とする事業
・労働意欲のある者に対する就労の支援を目的とする事業
・公衆衛生の向上を目的とする事業
・児童または青少年の健全な育成を目的とする事業
・教育・スポーツ等を通じて国民の心身の健全な発達に寄与し、又は豊かな人間性を涵養することを目的とする事業
■助成事業実施期間
平成31年3月から平成32年2月までに完了する事業
■助成金の交付
理事会での決定後(2月)、翌月を目途に交付します。
※助成額(総額)は4800万円程度
(応募要領については、下記HPをご確認ください)