1/31まで 地域の民俗芸能・民族技術の継承、特に後継者育成に必要な技能修得のための諸活動への支援

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■平成31年度「地域の伝統文化保存維持費用助成」の公募■

公益財団法人明治安田クオリティオブライフ文化財団は、

安田生命保険相互会社の創業110周年を記念して、平成3年6月に設立され、

同社と明治生命保険相互会社の合併に伴い、

平成16年1月に名称を『財団法人明治安田クオリティオブライフ文化財団』に変更いたしました。

そして、平成24年4月に公益財団法人として、新たにスタートいたしました。

私どもは、これまでの経済保障分野において果たしてきた社会的役割に加え、

個々人の人生・生活に幅広い貢献をしていくことが

真に社会の期待にお答えする道であると考え、当財団を設立いたしました。

その後、わが国を取り巻く社会、経済の環境は著しく変化いたしましたが、

今日においても、「人々の生活がさらに質的に向上し、

より豊かな人生が実現される社会が形成されること」、

すなわち、『QUALITY OF LIFEの豊かな発展』に貢献することこそ、

私どもがめざすべき理想の方向であると確信しております。

本財団は、音楽と地域の伝統文化の両分野おける人材の育成を柱とする助成活動を通じて、

こうした理想の実現にいささかなりとも貢献してまいりたいと念願いたします。

わが国において、古来、地域に伝承されてきた民族の遺産ともいえる

固有の伝統的な文化が時代とともに消滅しつつある現在、

こうした歴史的・文化的に価値ある地域の民俗芸能(民俗行事、民俗音楽を含む)・

民俗技術(伝統的製作技術、衣食住に関わる生活技術、伝統工芸を含む)を

正しく後世に残すことが時代の責務であるとの考えに立って、

当財団は、これらの継承のための諸活動、

とくに後継者育成に必要な技能修得のための諸活動への支援を行ないます。

(問合せ先:公益財団法人明治安田クオリティオブライフ文化財団)

 

■助成対象・条件

古来各地に伝わる「民俗芸能」ならびに「民俗技術」の継承、

とくに後継者育成のための諸活動に努力をしている団体または個人を助成の対象とします。

※申込に際しては、

市町村教育委員会、公立博物館、学識経験者等からの推薦

ならびに各都道府県教育委員会または知事部局の文化関係所管課の推薦が必要です。

 

・平成31年度(2020年3月まで)に、

後継者育成と保存継承に必要な諸費用

(道具整備費、製作材料費、育成研修費、記録保存費用「器材等を除く」)などの

支出を予定していること。

・上記支出を賄うために、

個人または団体の負担以外に外部からの資金協力が緊急不可欠の状態であること。

 

□次に該当するものは、対象外とします。

・国指定の重要無形民俗文化財。

ただし「記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財」は対象となります。

・家元、流派などが確立され保存維持の見通しが立っているもの。

・申込事項につき、

国、地方公共団体などの公的助成

ないしは他財団などからの助成を受けているもの(もしくは受ける予定のあるもの)。

但し、毎年、市町村等から受ける小額の補助(10万円以下)は助成とみなしません。

・伝統性、地域性の希薄なもの、あるいは助成対象が不特定なもの。

・助成を受ける団体や組織の形態および事業内容が明確でないもの。

・伝統に基づかないイベントや行事など、当財団の助成目的に沿わないもの。

 

■助成金額

・地域の民俗芸能(1件につき70万円を限度)

・地域の民俗技術(1件につき40万円を限度)

※結果発表:平成31年3月下旬(予定)

(都道府県所管課、推薦者、申込者宛に文書で通知します。)

※助成決定後、

改めて所定の様式による「使途計画・収支計画書」を提出していただきます。

※助成金は、「使途計画・収支計画書」に記入いただいた

送金希望月(2020年3月まで)に指定の口座宛に送金します。

 

(応募要領については、下記HPをご確認ください)

https://www.meijiyasuda-qol-bunka.or.jp/culture/guide/

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